生殖記

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Highlights

だけどヒトの場合、走り出したからにはもう止まれない。しかも、走っている間、速度は上げ続けなければならない。私からするとヒトが生きている姿ってそういうふうに見えるんです。特に、今生に関しては。 — location: 1267


尚成も「なるほどですね」と〝社会人〟特有の気味の悪い言い回しを足場に、自然に元の姿に戻りました。 — location: 1366


ヒトのオス個体って、メス個体と違ってメンタルの不調に慣れてないんですよね。若いころにホルモンの影響をあまり意識しないで済むっていうところがあるので。あーあ、ここから男性ホルモンが減少してますます鬱っぽくなっていくと思うとうんざり~。 — location: 2020


やっぱりね、走っていたほうが楽なんですよ。〝生産性がない人なんていません〟が素敵な言葉として響く世界では、拡大、発展、成長のレールから降りられないよう自分で自分を追い込んでいるほうが、むしろ健やかに生きることができるのでしょう。  そういう意味では、次世代個体って一番有効な監視カメラですよね。育成しなければならない次世代個体がいる以上、親個体は走ることをやめるわけにはいきません。幼体のあの二つのつぶらな瞳こそ、共同体感覚に発破をかけてくれる超高性能のレンズなのです。 — location: 2204


(この世界でやりたいことが沢山ある人の思考だなあ) — location: 2555